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大腸疾患

大腸疾患には色々あります。悪性疾患としては、大腸癌・大腸の筋肉由来の平滑筋肉腫・悪性黒色腫・ 悪性リンパ腫などがあります。また最近クローン病や潰瘍性大腸炎などの炎症性腸疾患が急激に増えています。

2つとも厚生省の難病指定を受けている疾患で、原因はまだはっきりしません。

病変の場所や炎症の進み具合で治療法は異なりますが、食事を含めた総合的な治療法が必要でしょう。

場合によっては手術も必要です。 また急激に増えている大腸疾患しては、過敏性腸炎という病気があります。

男性型(下痢型)、女性型(下痢便秘のくり返し)があり、腹痛・おなかの張り感などを伴う場合があります。

このような症状が1ヶ月以上続く場合で、かつ大腸検査をしてもはっきりした病変がない場合を過敏性腸炎と言います。原因ははっきりしませんが、精神的、肉体的ストレスと考えられています。

日本では予備軍を入れると1500万人とも言われています。まず、食生活の改善で様子をみますが、 投薬治療(男性では抗セロトニン薬、抗アセチルコリン薬、女性では抗アセチルコリン薬 、高分子重合体)で改善がみられます。


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